2008年３月27日（木）、台湾のクリーニング全国団体である「中華民国洗衣商業同業公会全国連合会」の役員が東京クリーニング学校を訪れた。この来訪は、日本のクリーニング教育制度について実態を見たいとの依頼により実現したもので、当日は陳欽沂理事長はじめ役員ら20名が来校した。
台湾のクリーニング教育に貢献
一行は東京都組合を代表して青山亨理事長（当時）から歓迎の挨拶を受けたあと、クリーニング実習室、パソコン教室などの学校設備の視察やカリキュラム等について、同組合の奈良部光由副理事長、溝口悦夫専務理事（当時）から説明を受けた。
同団体は昨年設立されたばかりで、台湾ではまだクリーニングを学べる学校施設などは無く、一行からは「実習用の機械や衣服はどのように揃えたのか」「学校の運営は」などの質問が熱心に出ていた。
終わりには青山理事長（当時）から授業で使っているテキストが渡され、陳理事長は大変感激した様子で「この視察で見聞きしたことを参考に、台湾でのクリーニング学校設立に向けて整備を進めていきたい」と話していた。
