クリーニング学校通信 vol.5 | 東京クリーニング学校はプロとしてのクリーニング技術や知識、事業経営を指導します。

企業情報 資格取得の流れ カリキュラム 入学のご案内 卒業生の声 クリーニング師試験 お問い合わせ

クリーニング学校通信 vol.5

文字サイズ変更

Vol.5の内容

・特別講義 機械メーカーのノウハウを学ぶ
・クリーニング師実地試験対策 FINAL!

■Web体験入学
第5講義:仕上げ実技~技術を証明する知識を~

特別講義 機械メーカーのノウハウを学ぶ

後期授業の目玉である特別講義では、ランドリーとドライ機、アイロンやプレス機、そして付帯設備であるボイラと工場設備のそれぞれの業界から講師を招き、裏話を含めた現状の講義を受けた。新規機械設備の導入にあたって、現在の店舗に最適な機械は何か、何㎏洗える機械が適当か、などの実践的な内容も含まれる講義であった。ボイラの配管工事については、良い工事と悪い工事の見極めなども学び、今まで任せきりの工事も、最低限の注文をつけられるまでの知識を身に付けることができた。

クリーニング師実地試験対策ファイナル

journal_5_1.jpg
クリーニング師の実地試験ではワイシャツ仕上げが行われる。仕上げは焼きアイロンの使用による手仕上げで、この焼きアイロンによりる仕上げができなければ合格は無い。入学時には見たことも使ったことも無い学生も、アイロンさばきがだいぶ様になってきた。2月上旬の本試験に向けて真剣な眼差しで練習に励んだ。

Web体験入学

仕上げ実技

技術を証明する知識を

衣類にはビロード(別珍)ベルベット(ベロア)、コールテン(コーデュロイ)などと呼ばれる、柔らかく光沢のある生地を使用した製品があります。クリーニングに出されるこうした品物の中には、胴回りや尻のあたりは着用した時の体温と体重の圧力で起毛(パイル)が潰れていることがあります。また、お客様は普段潰れてテカテカのまま仕舞われます。
それを復元するには、パフプレス機があれば内側より十分にスチームをあて、表側を固めの刷毛(はけ)で目立てをしながら、注意深く繰り返し起毛を矯正する必要があります。また、ベルベットの衣類ではお客様には出来る限り長時間の腰掛や寄り掛かり方はしないように忠告することです。なお、コーデュロイのズボン等はプレス機使用であれば程々の折り目をつけることが可能ですが、ハンドアイロンでの手直しは出来るだけ一方向にアイロンを進めたプレスが望ましい方法のようです。仕上げの技術は、様々な生地や形に対応出来る知識が必要です。詳しくは学校で・・・。