クリーニング学校通信 vol.1 | 東京クリーニング学校はプロとしてのクリーニング技術や知識、事業経営を指導します。

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クリーニング学校通信 vol.1

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Vol.1の内容

・ボイラー技師免許獲得へ向けて
・危険物取扱者受験対策行う

■Web体験入学
第1講義:ファッション素材~現在のポリエステル素材~

ボイラー技士免許獲得へ向けて
8月上旬の5日間、社団法人日本ボイラ協会の協力を得て小規模ボイラ取扱技能講習が行われました。午後6時からの講習ですが、日中の暑さが残る中、真剣なまなざしで講義を受け、二級ボイラー技士免許(国家資格)の受験資格取得へのステップアップを図りました。
危険物取扱者受験対策行う
危険物取扱資格の第1関門となる丙種危険物受験講習が、財団法人東京防災指導協会の協力で、8月中旬の3日間にわたり行われ、本試験合格に向けて頑張りました。

Web体験入学

ファッション素材

現在のポリエステル素材

ポリエステルは衣料用繊維のなかで最も需要が多く、ここまで成長したのは、優れた物理的、化学的性質と繊維価格が安いことにあります。従来は丈夫で扱いやすい繊維でしたが、現在は取扱いが難しくなっています。今回は最近の問題点についてお話します。
 1970年頃からポリエステルは、絹や羊毛などを超えた風合いや機能を求め、繊維表面を溶かして柔軟性とドレープ性を持たせる減量加工や繊維の極細化が進み、また、極細繊維を更に減量加工することも一般に行われ、風合いや触感は著しく改善されました。しかし、強度の著しい低下などによる損傷事故や色の濃度が出にくいために過剰染料の使用、そして濃度を濃く見せる濃染加工が行われるなどで色落ちや変退色事故が多くなっています。従来の「扱いやすいポリエステル」から、「扱いにくいポリエステル」に認識を変える必要があります。