田村嘉浩さん(第44期生) | 東京クリーニング学校はプロとしてのクリーニング技術や知識、事業経営を指導します。

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田村嘉浩さん(第44期生)

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知っておくべき初歩的な知識はどこから始め、どこで終わるのか?どんな資格が必要なのか?全て教えてくれます。

第44期生
平成11年卒業
三共クリーニング

Q1:入学のきっかけを教えてください

 私は27歳で家業に入りました。サラリーマンをしていたからです。家業は嫌いではなかったのですが、祖父・父を見ていて、社長業って本当に大変であることを感じておりました。自信がなかったのが本音です。そこでサラリーマンとしてなんとか実績を積んで帰ってきた次第です。
本業に入り、まず「他の経営者の下での修行」をするというのが習わしでもありますが、年齢的な問題、婚約中ということもあり断念しました。
そこで、一から教えていただける団体に入り、自社の仕事をしながらクリーニングを勉強しようと思った次第です。実際クリーニング学校の最初1ヶ月は、前職のサラリーマンをしながら通いました。やめる会社の「業務の引き継ぎ」でこれ以上迷惑かけることもできず…寝る間もなく、仕事場と学校を往復していたのは良い思い出です。

Q2:学校生活を通じて感じた自分の変化は何かありましたか?

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 一番は、何といっても会社こそ違えど、同じレベルで悩みを持つ仲間と出会えることです。
二番目は、クリーニングには実践が大切です。しかし仕上げ、洗い、染み抜きでも理屈が伴わないと応用が効きません。伝統的な技術、目で盗み体験や実績を積み上げることだけでは根本的な原理が分かるまで、本人の素質に左右される部分があったり、時間がかかり過ぎます。その点は、非常に学校が助けてくれました。自社には昔ながらの実績や技術がありましたが、学校で理論を学ぶと無理・無駄がよくわかります。私の場合半年で、外交専門のはずが・・・自社一番の「染み抜き師」になりました。家業に入って最初に目指すのは、「自分が会社の中で何か一番の技術を!」持つことだと思います。これを早めに見つけられたことで、自分の立ち位置がはっきりして仕事もスムーズに行きました。他のスタッフから一人前と認めてもらったからです。たった一つの作業でも半人前から脱皮できたことは大変大きな変化でした。

Q3:学校に通って一番勉強になったことは何でしょうか?


断片的な知識習得ではなく、体系的に学ぶことが必要だとわかりました。
クリーニング業を行っていくために、必要な知識ってどこからどこまででしょうか?未だにわかりません。でも学校はそのスターターキットとしての役割があると思います。知っておくべき初歩的な知識はどこから始め、どこで終わるのか?どんな資格が必要なのか?全て教えてくれます。実際学校に行かなかった方で、危険物やボイラー技師の資格をお持ちでない方もいます。「田村さんは、学校通っていて、もう取得しているよね?」と聞かれることがあります。今となっては「え!持ってないの?」を返答してしまいますが、私も通っている時にはその有り難さがわかりませんでした。実際持っていない方には、今更取る気もなく、不安感だけが残るようです。その安心感たるや素晴らしいものがあります。自分で資格試験を調べて一つ一つ勉強して取っていくのは大変ですよね。

Q4:あなたの現在の目標を教えてください。

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「衣類のケアに関して、お客様の抱える難問を解決していくことにより、
当社の技術・サービスが洗練され、お客様の生涯のベストパートナーとなる」そういう会社を実現することです。