伊奈真吾さん(第50期生) | 東京クリーニング学校はプロとしてのクリーニング技術や知識、事業経営を指導します。

企業情報 資格取得の流れ カリキュラム 入学のご案内 卒業生の声 クリーニング師試験 お問い合わせ

伊奈真吾さん(第50期生)

文字サイズ変更

gra_ina_1.jpg
汚れ落ち重視か、風合い重視か、予算は?納期は?説明をする、相談を受けるなどのお客様の要望にどれだけ応えられるかということを考え始めました。

第50期生
平成17年3月卒業
白幸舎に勤務

入学のきっかけを教えてください

もともと大学を卒業して他業界の会社でサラリーマンをしていましたが、父親が60歳になってそろそろお疲れだろうし、私の出番かな?と思ったのと、当時勤務していた会社の営業・経営方針(消費者無視・利益至上主義)にあまり納得できず、自分の考え方で仕事したいなと思っていたタイミングが合って親に無断で退社し、勝手にズカズカとクリーニング業界に入りました。他店で修業を…という話もありましたが、いち早く一人前になるためには昼間は働いて、夜通えるクリーニング学校に入学するのがベストと考えました。

学校生活を通じて感じた自分の変化は何かありましたか?

gra_ina_2.jpg
正直、前職の批判をしながらも当初は儲け主義の精神が根付いてしまっていたようで、「儲けたるでぇ」を前提に販促や作業の生産性ばかり考えていました。
学校生活を通じてなのか、クリーニング業の仕事を通じてなのかは、わかりませんが、汚れ落ち重視か、風合い重視か、予算は?納期は?説明をする、相談を受けるなどのお客様の要望にどれだけ応えられるかということを考え始めました。

学校に通って一番勉強になったことは何でしょうか?

シミ抜きにハマりました。
当時、当店ではシミ抜きはせず、汚れは洗いで除去できる範囲でお客様にお返ししていました。それが申し訳ないというか悔しいというか…ずっとそう感じていました。それが当時シミ抜きの講習担当の小越先生の授業を受け始めてから、習ったことを少しずつ当店で実践していきました。時には授業外でも先生の店に電話してシミ抜き方法を聞いたり、実際にシミ抜きしてもらったりしました。小越先生にはずい分甘えさせていただいたのですが、お陰様で「自分で出来なきゃ先生にお願いしよう」と開き直り、シミ抜きの依頼をたくさん受注し、作業の中で少しずつ習得し自信をつけさせていただきました。

あなたの現在の目標を教えてください。

gra_ina_3.jpg
店を潰さないこと。もし、店がなくなる日が来た時にお客様から「困る!」と思っていただける店にすること。この2つです。それとクリーニング学校で出会って結成した勉強グループの5人でこれからも切磋琢磨していきたいです。