細谷勝さん(第56期生) | 東京クリーニング学校はプロとしてのクリーニング技術や知識、事業経営を指導します。

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細谷勝さん(第56期生)

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新しい知識を吸収したり先生や友達とコミュニケーションをとるなかで視野が広がり今後のお店の方向性や目標なども定まってきました。


第56期生
平成23年3月卒業
細谷クリーニング

入学のきっかけを教えてください

三代目として家業を継ぐ決意をして間もなく、クリーニング師の免許を取得するなら早いほうがいいなと思っていた矢先に親からクリーニング学校の事を聞き、視野の狭さや知識不足も重なり入学を決意ました。
長男の私はいつかは家業を継ぐ覚悟はできていましたが、いざ始めてみても原理原則が解っていない自分に自信が持てず、そんな状態ではお店のスタイルである「質の高いサービス」を提供できないと考え向上心が芽生えました。また他のお店はどんな感じなんだろうという好奇心や自営業としてのモチベーションの維持にもたくさんの仲間が必要と感じたからです。

学校生活を通じて感じた自分の変化は何かありましたか?

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まず仕事の話をできる友達が少しずつ増えて学校が楽しくなりはじめ、授業では翌日の仕事で試せるようなリアルな事を学べるので徐々に面白くなりました。そんな新鮮な環境の中で当然仕事の意識も変わり、クリーニングの奥の深さを痛感する場面も多々ありましたがクリーニング師の試験が終わるころには自信もついてきました。技術や知識はもちろん、「やる気」というメンタルの部分も一皮むけた気がします。
1年間という限られた学校生活ではありますが、新しい知識を吸収したり先生や友達とコミュニケーションをとるなかで視野が広がり今後のお店の方向性や目標なども定まってきた様な気がします。
そして何より卒業後も付き合いできる仲間が増えることが嬉しいです。

学校に通って一番勉強になったことは何でしょうか?

それはクリーニングに関する基礎知識が身についたことです。それまではほとんどの事に自分の感覚や少ない経験を判断基準にしてきましたが、学校で学ぶうちに今まで解らなかった事が少しづつ理解しながら仕事ができるようになってきたり、受付時にお客さんに説明したり質問したりと接客の質も多少はレベルアップできたような気がします。具体的にはシミ抜きや洗浄理論、ファション素材や実技の仕上げなど色々ありますが、意外と今まで間違った認識をして覚えていたり危険な薬品やデリケートな繊維の特徴など重要な事も新たな知識として蓄えたりと、基礎を勉強することによって全ての事に対して幅が広がりました。

あなたの現在の目標を教えてください。

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将来的には、現在創業50年で3代目の私が引き継ぎ修行中なので、生きてるうちに創業100年を迎えて下町の老舗クリーニング屋として誇りある仕事ができていればいいなと考えております。
技術的には、シミ抜きのレベルアップや色カケの勉強に力を入れて少しでも多くのお客さんの期待に応えてまずは地域の信頼一番のお店にしたいですね。
そして現在何よりも先代が築いてきた「技術、サービス、真心」のコンセプトをしっかりと受け継ぎ、お客さんに全力で尽くす気持ちを忘れずにより良いお店にしていくことが目標です。