村上文康さん(55期生) | 東京クリーニング学校はプロとしてのクリーニング技術や知識、事業経営を指導します。

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村上文康さん(55期生)

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gra_murakami_1.jpg素晴らしい仲間が出来た事は、自分にとっても心強い味方です。なかなか親に聞けない事も仲間に気軽に聞けて勉強にもなりました。

第55期生
平成22年3月卒業
クリーニング村上に勤務

入学のきっかけを教えてください

自分の親がクリーニング店を経営しており、兄もいたので、自分はクリーニン業とは全く違う世界で働いていました。しかし、兄は店を継ぐ事無く家をでてしまい、しばらくの間両親で店を切り盛りしてきました。「このままではこの店は親の代で終わってしまう・・・」そんな気持ちが生まれ、今まで迷惑ばかりで何も親孝行らしき事も出来ていなかったので“よし!ここは俺が!”と一念発起。店を継ぐことを決意!!とはいうものの全くクリーニングの事は知らないので、何か学ぶ所はないかと調べた結果、東京クリーニング学校というものが存在する事を知り、入学の運びとなりました。

学校生活を通じて感じた自分の変化は何かありましたか?

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まず学校に通い始めて、自分と同じように親がクリーニング店を営み、二代目として家を継ごうと必死になって勉強している仲間の姿を見て、負けられないと感じました。まして他の仲間とは10歳以上年上でこの差をなるべく早く縮めなければ置いていかれると思いました。(すでに家で仕事をしている人もいた為)しかし、卒業する頃には一年間同じ教室で学んだ仲間と、この先もずっと交流を持ち、助け合って仕事が続けられたらいいなと思いました。

学校に通って一番勉強になったことは何でしょうか?

クリーニング師になる為でなく、クリーニング業を営むという点で、洗う事から仕上げ・シミ抜きと毎回授業では覚える(感心する)点が多々ありました。
例)ハンカチを2枚重ねてのアイロンがけやシミ抜きの確認・手順等。これは現在実際に働き始めて、非常に役に立っており、全ての基本になっています。
そして、普段は見る機会がない他社様の工場などを見学させて頂き、目で実際に見る事が出来た事は非常に参考になりました。
 また、先に述べたように素晴らしい仲間が出来た事は、自分によっても心強い味方です。なかなか親に聞けない事も仲間に気軽に聞けて勉強にもなりました。

あなたの現在の目標を教えてください。

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まずは全ての面において知識・技術力を上げていくこと。まだまだ分からなかったり、考えさせられる点が山のようにあるので、一つ一つ吸収できるように日々努力と研究の毎日です。また、このクリーニング業界における常識を覆させるような、新たな経営も出来たらいいなと考えています。低迷している時こそチャンスがあるのではないかと思います。しかし、地元で店を構えて30年!現在の親のスタイルである、『常にお客様に感謝し“ありがとう”と言ってもらえる店』を継続していく事が一番の目標かもしれません。
番外編

息子さんを学校に通わせてみていかがでしたか?

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クリーニング店は私たちの代で閉めようと考えていた時、突然『店を継ぐ!』と言い出しクリーニング学校の事を調べ、手続きを進めて入学に至りました。
 学校の先生方の指導がすばらしく、生き生きと学んでいる様子が目に見えました。学友の方々とも仲が良く、交流がとても楽しそうでした。
 仕事に関しても、繊維に関する事やシミ抜き等、学校から帰ってくると復習・実行と真剣に向かっておりました。一日も休まず通学し感心しておりました。新しい知識が取り入れられ、今ではいなくてはならぬ戦力となっております。これから益々の活躍を期待しております。